との緊急入院

とのちゃんが緊急入院しました。
覚え書きとして、今日一日の思い出せることをつらつらと。
(昨日は普通に、見えた)

朝6時半過ぎ:
まだ薄暗い中いつもどおり起こしに行く。カーテンを開けると元気なまろを出して。
とのは小屋の奥のおもちゃの陰で寝ていた。夜は上で寝ているのに珍しいとは思った。具合悪いのかな。出口を開けても動かない。眠いのかもしれない。以前に一回、眠いとのを具合悪いと勘違いしたことあるし。
こうの入口を開ける。いつもどおり監視に行くまろに、とのが動く。入口に来たとのは私の手を見て、のたりと乗ってくる。
いつものおやつスタンドに連れて行っても手から動かない。見ると手に座って目を閉じている。小屋の上もNO。近寄せすぎると褞袍の袖口に移動するから、降りたくないらしい。
どしたの、と手を上げても不動。目を殆ど閉じている。少し待っても動かない。指を近づけても。
何か気づいたら撫でさせられていた。かなりしっかり撫でているのに怒りもせず、苦情もなく。まるでまろのよう。
しかし鳥の世話ができないので様子を見て小屋の上に移動してもらう。あんまり動かず目は半分。
お世話終わって小屋に返すと、手から止まり木にあんまり移りたくなさそうに移動。

朝10時前:
出掛ける準備をしているととのの呼び鳴き。珍しい。
鳥部屋に顔を出すと活動モードの外見でとのがまろより大きな声で何度も呼び鳴き。
具合悪そうには見えなかったので出社。

夕方16時前:
ちょっとした空き時間があったのでWebCam確認。水入れの前でぐびぐび飲むとのの姿。安心。

夕方17時半過ぎ:
帰宅。18時前ぐらいに電話が繋がってまろの予約を入れる。
その足でまろに「土曜日は病院だからなー」と声を掛けにいくと、とのがおもちゃの陰で丸まっている。膨らんでいる気がした。
小屋を見ると床が随分きれい。全然吐いていない。ふんもない。驚いて餌入れを見たら一口もつけていない。
とのがよたよたと動く。慌てて小皿を持ってきてシードを床に置くが、食べる仕草(くちばしを近づけた)を一回したきり、小皿の横で丸まる。
慌てて病院に電話。とのは小屋のこちら側、水入れの下に入って落ち着く。寒いんじゃないかとかいろいろ看護婦さんに言われながら、最終的に今から連れて行って時間外診療をしてもらうことに。
(毎度のことだがこの看護婦さん、こちらの状況を汲み取る前に病院の都合を主張するので、ちょっと感じ悪い。まぁDQNな飼い主も居るんだろうから仕方あるまい)
結局電話が終わったのは18時15分。

夜19時40分:
横浜小鳥の病院に着く。受付の看護婦さんにすぐにとのを預けて、診察待ち。
五分ぐらいで呼ばれる。主治医の海老沢先生は今日はお休みなので、代理の女医の方(名前を見たはずなのに覚えてない)。

  • 重度の脱水症状が見られる (足の色も爪の色も黒い)
  • 体重が75kgを切っている
  • 羽根を膨らませている
  • 脱水は腎臓にも悪い
  • 腎不全は急変しやすい
  • 腎臓が先か脱水が先か
  • 脱水症状は一日三回の点滴で緩和していく方針
  • 吐き気の話

といった症状と対策の話を聞いて、あとは入院の説明を聞いて、同意書を書いて。
点滴というか注射なんだけど、それの1本目をとのは2回嫌がる。一回目は動いちゃって刺し直し。二回目に嫌がったときに女医さんが「そうかそうか、多いもんね」て宥めてた。
先生に触れようが突かれようが、基本は無反応。一度向きを変えようとして転びそうになる。何度か吐こうとするが出ず。女医さんは慣れている感じで、吐きそうな動きもすぐに見つけてくれた。
プラケースに入れられてもとのは殆ど動かない。女医さんが「がんばるって言いな」て突くもそっぽ向く(笑) 元気になって帰ってくるんだよと言い残す。
待合室には先に一人いらっしゃったので、多分その関係で時間外料金を免除してくれた。払う前提でいたし払えたけれど、なんか人の優しさが沁みて泣くかと思った。

朝の異常なデレは「心細かったのかね」て先生言ったけど、そうだとすれば既に具合が悪かったということで。気づけなくてゴメン。出社前にちゃんとえさ箱が見える場所まで行っていたら、気づいたかな。

明日は休診日なので、朝の状態が悪ければそのとき、良ければ昼に様子を電話してくれるとのこと。
金曜日は一番後ろの時間帯で、面会の予約を入れた。

23時を過ぎた。入院したとのちゃんを見てくれる先生は8時までお休み。ぶすくれても不機嫌でも良いから、頑張ってね。